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【自治体必見!】行政主催「Read For Action」 in うらしま荘

【自治体必見!】行政主催「Read For Action」 in うらしま荘

※ この記事を最後までお読みいただくと、自治体職員の皆さまにとっても、より良いコミュニケーションの「ヒント」が手に入ります。

こんにちは、リーディング・ファシリテーターの榎本すみをです。

12月のある日。

白川竜さんと行政主催の読書会をサポートしてきました!
https://www.read4action.com/report/detail/?id=591

会場は、横浜市神奈川区にある老人福祉センター「うらしま荘」。
(キャッチフレーズ「うらしま荘は、元気で、明るく、楽しい竜宮城!」)

神奈川区は、「浦島太郎ゆかりの地」ということで、浦島太郎にまつわる伝説が残っています。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kanagawa/kusei/profile/rekishi/


遡ること9月、「神奈川区地域振興課区民活動支援センター」さまから白川さんに読書会のご依頼がありました。内容は、「スキルアップ講座の一環として、市民活動団体さんを対象にコミュニケーションを学ぶワークショップを開いていただきたい」というもの。

そこで白川さんは、一般に市民活動団体さんが抱えやすい「3つの問題」

⑴ コミュニケーションが一方通行になりがち
⑵ コミュニケーションを取るのに時間的・空間的な制約がある
⑶ 情報共有の必要性がある

を切り口に講座を設計することに。

当日は、『本でつながる対話の場作り』をテーマに、市民活動団体さんから20代~80代の男女21名がご参加。また、白川さんの呼びかけに応じて、榎本、佐藤 裕郁さん、新堀 高志さん、中村 英正さん、宮木 俊明さんと合計6名の精鋭ファシリテーターが集結しました。

自己紹介で緊張をほぐした後は、併設の神奈川図書館さんに移動。おのおのが自分の課題に沿った本を一冊借りて、その「答え」を探すという、とてもアクティブな読書会となりました。

「読書」と言っても、「Read For Action」は、「対話」が8割。

私がいたテーブルでは、野菜を育てる本からチーム作りのヒントを得たり、東北から引っ越した方が偶然、隣の方と同郷であることがわかったり、中には場の温かさに安心されたのか、感極まって涙ぐむ方も見受けられました……。

それを裏付けるように参加者の皆さまから、以下のようなご感想をいただいております。

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Q 「講座でもっとも役立ったのは、どんなところですか?」
・人と対話することで新しい視点がもてること。本もそのツールになることが勉強になりました。
・課題の共有。
・自分の父親ほどの年齢の方とお話できたこと。

Q 「講座の内容や経験を今後どのように活かせそうですか?」
・本を通してまず身近な人と対話の実践をしたいと思いました。
・本を通じ、次の一歩を踏み出せます。
・今日手に取った本に書かれていた内容(寝具について)。良い眠りの確保、旦那への枕のプレゼントアイデアなど生活が楽しくなりそうです。

Q 「もし友人や同僚にRead for Action読書会を勧めて頂けるとしたら、なんと声を掛けますか?」
・自分の知らなかった出会いたい本に出会える。初めての人たちとも盛り上がれる。
・読書が苦手でも大丈夫。今日も4人中3人が「読書苦手」でもみんな笑顔で帰りました。
・主人に、とっても面白いから参加してみようよ、と声を掛けたいです。

説明

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また今回、神奈川区地域振興課の大崎さま、木村さま、芳我さま、田中さまからも、温かいメッセージをいただきました。
(全文、掲載しております)

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1.RFA(リードフォーアクション)の読書会を依頼された目的・理由はどのようなものですか?
・神奈川区生涯学級では神奈川区民を主とした運営委員会による講座を企画・運営していただいております。「運営委員会の良好な関係性づくり」は最も重要視していることの1つです。フラットに意見を言い合える場づくり、話し合いによる合意形成と会議の円滑な進行には、「自分の想いを話す、伝える、人の意見を聞く、時間配分を考える」といったコミュニケーションスキルが必要で、そのスキルをUPする為の講座を運営委員会の皆さまに提供したいと思い、今回RFAを選びました。
・登録団体のスキルアップ講座の企画を考えている際にコミュニケーションについて学ぶ機会があっても良いのではないかと思った時に社会教育指導員の芳我からRFAの事を聞き興味を持った。

2.どのようにしてRFAをお知りになりましたか?
・初めはコミュニケーションの講座の情報をインターネットで収集していく中で、「読書会」というものがあることを知り、興味を持ちました。行政では青葉区の図書館で数年前に「読書会」を開催したということが分かり、図書館の担当者から電話で話を伺いました。増々「読書会」への関心が高まったが、聞くだけではわからない部分も多く、実際に横浜と東京で行われているものに参加した上で、当方の企画に落とし込めるか検証しました。
・芳我から情報を提供してもらった時に白川さんのFacebookの記事を思い出しインターネットで調べました。

3.RFAの読書会で最も良かったのは、どんなところですか?
・本を選ぶことで、参加者の考えを具体的に理解できて、共感や質問・意見出しが円滑にできていた。
・他人が選んだ本を手にすることは、自分が選んだ本を読むよりも知的好奇心が満たされる可能性がある。
・1回2時間弱という短時間で、初対面の方同士でも楽しめて、コミュニケーションスキルをUPできるところ。
・参加者が対等な立場と時間内に必ず発言できるところ
・明快なルールがあること、単純に楽しめるし、それでいて奥が深いと感じられるところ。
・本を読みながら、他の人と交流を深められるところ。
・他の人の本を読んだ感想などを聞くことで新しい発見があるところ。
・自分では選ばない本に出会うことで、自身の新たな興味・関心の領域が広がるところ。
・本というツールを使うことで初めて会う方、世代の違う方とも話をすることができる点が素晴らしいと感じた。今回はファシリテーターが各グループにいてくださったが以前酒井さんのワークにお邪魔した際に番号でファシリが言った順に話し始める方法も良いと思いました。

4.RFAの読書会を今後どのように活かせそうですか?
・コミュニケーション活性化の新たな手法として多くの区民に紹介し、さらには本・読書への興味も深めたい。
・子ども・青少年を対象にやってみたい。
・団体の交流を深める手段。
・ファシリテーターの育成。
・活字離れ・本離れを食い止める。
・家庭の中でも子どもとゲーム感覚で楽しめそう。
・区民活動支援センター助っ人バンク(町の先生)に登録していただきたい。
・同じ本を皆で読み、話し合う「まちヨミ」もやってみたい。
・学校や学童キッズなどで広めたい

5. この読書会を他の自治体や市民活動団体に勧めて頂けるとしたら、なんと声を掛けますか?
・RFA読書会=生涯学習推進+市民活動活性化+読書活動推進
・読書会というと固いイメージがするけど、実際面白いから体験してみませんか?
・新しい読書のかたち、読書が好きな人も、苦手な人も、誰でも楽しめる。
・上手く言葉に出来なかった自分自身の気持ちや思いを、本に書いていることを通して発見できるしくみ。
・本を使って仲間とコミュニケーションが取れる手段ですよ。

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神奈川区地域振興課の皆さま、そして市民活動団体の皆さま、読書会にご参加いただきありがとうございました!

実は私もかつて、地方公務員でした。

歴史が長く、組織が大きくなるほど、情報の循環は滞る傾向にあります。
「ひずみ」を危険信号として感知しても、黙って見過ごすことが少なくありません。

一方、読書会がある日常は、誰かの表情を、感情を気遣う日常です。
「ひずみ」の共有が、進化のポテンシャルとなる日常です。

情報を巡らし、コミュニケーションを円滑にしたい自治体の皆さまは、今すぐこちらをご覧ください!

https://www.read4action.com/machiyomi/about/


(2017.1.31 榎本すみを)