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【Read For Action 4つの成長ステージ】「戦力外」の逆襲(前編)

【Read For Action 4つの成長ステージ】「戦力外」の逆襲(前編)

皆さん、こんにちは!
リーディング・ファシリテーターの榎本すみをです。

Read For Action読書会は、参加者に「変容」を促します。
リーディング・ファシリテーターも、自己の変容を体験しています。

今回は、NTTを中心に国内の名だたる企業でイノベーション研修をされてきた三宅泰世さんにお話を伺いました。三宅さんは、NTTアドバンステクノロジ株式会社で、ビジネスモデル・WEBマーケティングの担当課長をされています。

かつては、会社の中で「戦力外」、「落ちこぼれ」、「パラサイト」だったと語る三宅さん……。

そんな三宅さんが、NTTグループ総動員数1000名以上、満足度98%以上のRead For Action!を成し遂げてきたヒミツとは?

三宅泰世さんプロフィール

https://www.read4action.com/facilitator/detail/?id=124

三宅さん関連URL

http://www.miyaketaisei.com/
http://whyreadforaction.strikingly.com/

説明

※今回の記事は前編・後編に分かれているので、最後までお読みいただけますと、御社にとって必要なイノベーションの「ヒント」がたくさん、手に入ります。

* * * * *

説明

(1) 第一のステージ
【Information】2013年11月
<プラットフォームに立つ>


2013年。

マーケティングの力で、企業にイノベーションを起こそうと、ビジネスモデル・ジェネレーションマスター講座を受講し、「ビジネスモデルキャンバス」を社内に広めようとしていました。

ビジネスモデルキャンバスとは、『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』で紹介されているツールです。ビジネスモデルを9つのブロックに分解することで、深いレベルで顧客、販売チャネル、パートナー、収入の流れ、原価構造などが視覚的に理解できます。

書籍『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』
(翔泳社 発行、アレックス・オスターワルダー 著、イヴ・ピニュール 著、小山龍介 訳)

http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798122977

当時の僕には、社内研修に必要な「ファシリテーションスキル」がありませんでした。社内でイノベーションを起こそうと一人、奮闘しても、組織に浸透させることができませんでした……。そこで、「学習する組織」、「生まれ変わる組織」を出現させるために、Read For Action読書会を選んだのです。

リーディング・ファシリテーターとなって、社内で読書会を始めました。毎週月曜日の朝に、1時間半くらい。最初は数人の小さな集まりです。テーマや本は、ビジネスモデルから、イノベーション、セールスレターなど、多岐にわたりました。

Read For Actionは、最高のメソッドです。

手順どおりに、本気で笑いを取ることができます(笑)。限られた時間で、みんなが平等に、聞いて、話すことができます。研究者のように専門性が高い人たちも、「みんなスゴい!」とお互いに称え合い、知恵を与え合う、そんな関係が自然に生まれてきます。

本を通じて、自分の「ストーリー」を語る。それが、Read For Action読書会の真髄ではないでしょうか?


(2) 第二のステージ
【Interformation】2014年初頭
<社内イノベーションを実践する>


社内の業務として、2014年から本格的にバラバラに運用されていた複数のWebサイトを1つのデータセンター、同じCMSに統合し、Webマーケティングの全社展開と事業部横断でのWebサイトの運用体制を確立しました。その運用のためには、自社のビジネスモデルを明確化する必要がありました。そこで、Read For Action読書会で、イノベーターのためのワークショップを開発しました。その様子が、『図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ』に掲載されています。

書籍『図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ』
(翔泳社 発行、今津美樹 著)

http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798136967

Read For Actionを社内研修に導入して感じたことは……、縦割り組織が、変わる!

その理由は、「本が参加者の手元に残る」からです。本が、参加者の記憶に残り、それが「思い出」に変わります。本来なら全く関係のない部署であっても、社内で同じ本を持っている、仲間が!同志が!できるのです。

ビジネスモデルを作った後のプロセスも、非常に大切でした。そのビジネスモデルをいかに、現実化するか。どんなに綺麗なビジネスモデルでも、実現できなければ「絵に描いた餅」。セールスレター、プレゼンなどのプロモーション全般を作り込んでいくには、やはりRead For Action読書会が最適でした。

社外で研修を受けさせると、1日で10数万円。社外のコンサルタントに研修プログラムの開発を発注すると、数千万円チャージされることもありますよね?ところが、僕のような社員が、一人でも社内にいるとどうでしょうか?そうです!かかるコストは、書籍代しかありません。しかも、その本が手元に残ることで、社内の信頼関係が醸成されいく……。これは、とんでもなくスゴいことだと思います。

説明


(3) 第三のステージ
【Exformation】2014年7月
<タイトルを手にする>


Read For Action読書会で起こした社内イノベーションが評価されました。

僕は、一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会(BMI協会)の理事に就任することに。この協会では、『ビジネスモデル・ジェネレーション』の著者アレックス・オスターワルダー氏、イヴ・ピニュール氏を顧問に迎え、『HACKS!』シリーズでも著名な翻訳者の小山龍介氏が代表理事を務めています。

一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会

http://www.bmia.or.jp

また同じ理事の仲間として、シニア・リーディング・ファシリテーターの山本伸氏、渡邊康弘氏がいます。

シニア・リーディング・ファシリテーター

https://www.read4action.com/facilitator/srf/

Read For Action読書会のおかげで、「ビジネスモデルキャンバス」がNTTグループで本格的に導入されることになりました。以前にも、自社では読書会をやっていましたが、BMI協会の理事になったことで、さらにやりやすくなりました。

わかりやすく言うと、グループ企業の序列を超えてしまったんです。

その結果、NTT横須賀研究所、NTT武蔵野研究所、NTT東日本、NTT研究所系グループ企業でRead For Actionによるイノベーター養成講座6回シリーズを2回開催。国立情報学研究所、NTT研究所、NTT東日本、NTTドコモ、NTTスマートコネクトへのビジネスモデル・キャンバス、バリュープロポジションキャンバスの展開。累計参加者数1000名超。満足度98%以上。NTTグループを中心に、達成してしまいました。

当時、イノベーション真っ只中の様子が『週刊ダイヤモンド』、『ストーリー思考』に取材されています。

書籍『ストーリー思考』
(ダイヤモンド社 発行、神田昌典 著)

http://www.diamond.co.jp/book/9784478026236.html

説明


(4) 第四のステージ
【Transformation】2016年
<社外へ拡張する>


川崎市経済労働局からのご依頼で、「新川崎・創造のもり」にて、産学官オープンイノベーションのワークショップをしました。

「ハコは作ったけれど、人の交流・イノベーションが生まれない」

行政にはよくあることなのかもしれません。川崎市にあるICTや創薬、ヘルスケア企業さんが入居するインキュベーションセンターで、企業の研究者や大学から出向している研究者を対象に、Read For Actionの手法でイノベーター養成講座を開きました。異なる分野の専門家にコミュニケーションが発生し、誰かの課題を自分の得意分野で解決する。そんな成果を予算を抑えて生み出せるのが、Read For Actionの醍醐味です。

また、このワークショップは、Read For Actionの「異業種共創ワークショップ」へと発展していきます。本来は、法人だけに閉じられて、個人で普通に受講できる機会はありません。今後、幸運にも、タイミングが合われた方は、ぜひ、貴重な機会を見逃さないでください。

『第一期 異業種共創ワークショップ取材記事』 第5回目 集客に欠かせないキャッチコピーは「あー!」から生まれる

http://blog.read4action.com/000228.html

Read For Actionによるイノベーターの育成については、『あなたの会社が最速で変わる7つの戦略』(フォレスト出版 発行、神田昌典 著・加藤鉱 取材協力)で詳しく取材されています。

『あなたの会社が最速で変わる7つの戦略』書評

http://blog.read4action.com/book_review/20161017/index.php

説明

* * * * *

三宅さん、ありがとうございます!

プライベートでは、休日に、趣味の筋トレに励み、近所の自家焙煎珈琲カフェバッハ、宮越屋珈琲などで、読書やワークショップの企画を練っているという三宅さん。

実は、小学生の頃はガンダムが好きで、スポーツは苦手。どちらかといえば、根暗なタイプのお子さんだったとのこと。

かの有名な『機動戦士ガンダム』にも「プロトタイプ」の時代がありました。物語は、三宅泰世さんの「元型」へと遡ります……。

厳しいご家庭で育ち、「決して、メンタルはタフではなかった」と語る三宅さん。後編では、そんな三宅さんのリーディング・ファシリテーター以前、そして今後の展望に迫ります!

最後までお読みいただいたあなたは、ぜひ、後編もご覧ください!

【Read For Action 4つの成長ステージ】「戦力外」の逆襲(後編)

http://blog.read4action.com/interview/20170319/index.php

(2017.3.4 榎本すみを取材)