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【Read For Action 4つの成長ステージ】「読むこと」は「書くこと」

【Read For Action 4つの成長ステージ】「読むこと」は「書くこと」

こんにちは、リーディング・ファシリテーターの後藤安賀里(ごとうあかり)です。

Read For Action読書会は、ただ「事前に読まなくていい」「ワークショップ型」というだけではありません。実は、参加した人に「変容」を促します。

もちろん、リーディング・ファシリテーター自身も、自らのうちに起こった変容を体験している人たち。今回は、大手企業のWEBコラム、インタビュー記事の執筆や書籍の編集などを手掛け、「書く」を生業とするライター・編集者として活躍される下良果林さんに、読書会やリーディング・ファシリテーターになったいきさつなど、たっぷりお話をうかがいました!

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説明

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(1) 第一のステージ
2014年11月 Read For Action リーディング・ファシリテーターに認定 「『好き』が資格になると『ひとかわむける』?!」



Read For Actionを知ったのは、夫が図書館でたまたま読んでいた雑誌の「資格特集」でした。そこに、Read For Actionが紹介されていたのです。「本が好きなんだったら、リーディング・ファシリテーターの資格を受けてみれば?」と勧められて。

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父親の仕事の関係で、小さいころから「本」が身近にあることが当たり前の生活でした。

特に中学・高校時代は、本好きの同級生の影響もあって、たくさんの本を読むようになりました。そんな私も大学時代になると「ファッション」に敏感になって、今度は雑誌を読むことが多くなりました。
当時は、今のようにインターネットがあまり一般的ではない時代ですから、最先端や流行の「オシャレ」は、雑誌ぐらいからしか取り入れられない時代だったのです(笑)

そして在学中に、女性月刊誌の編集部のアシスタントとしてフリーで仕事を始めました。

フリーで「書く」ことに没頭し、数年経って、今度はそれまで積み上げた「書く」を、もっと大きな舞台で挑戦してみたいと思い、大手化粧品・健康食品メーカーに入社しました。

今では当たり前になった、インターネットの通販サイトですが、当時は黎明期で、インターネットもブロードバンドになるかならないか、くらいの頃。会社としてもそれまでのカタログ通販からインターネット上での取引を模索している転換期でもありました。
そこで拠点を「紙媒体」から「WEB媒体」へと移したのです。

商品ページの執筆に、メールマガジンの配信に、商品の使用法を伝えるコラムの執筆や動画コンテンツのディレクションなどなど。
コンテンツ作りに試行錯誤しながら、ライターとしての経験に加え、WEBディレクターとしての経験も積んでいきました。

その後小売業の会社に転職して、そこでは通販ショップの立ち上げ、毎日3本以上ものメルマガ執筆に従事しました。年に換算すると1,000本くらい書きました(笑)。


独立までの十数年間、職場を変えながらも常に心掛けていたことは共通しています。
「商品やサービス、あるいは人物の魅力を、どのように表現すればお客様に伝わるのか?」
ということです。

表現の分かりやすさに加え、そのものの「良さ」を伝えるための文章を、試行錯誤しながら見出していったものです。


そんな中で見つけた、Read For Actionの記事でした。
「書く」ことを仕事にし始めてから、もう10年以上も経っていました。

「本は好きだし、好きなことが資格になるなら、、、」と思って、リーディング・ファシリテーターの資格を取ることにしたのです。
もちろん当時は、転職のために資格を、、、などという意識は全くなくて、ただ純粋に、「本を扱う資格」ということに惹かれて。
2014年の11月にリーディング・ファシリテーターとしての認定を受けました。

でも実は、、、偶然みつけた雑誌の特集で興味をもったので、一般に開催されているRead For Action読書会に参加する経験はまったく無し。
それを話したら、ファシリテーター養成講座で皆にビックリされました(笑)。

認定を受けてからは、勉強のために読書会にたびたび参加するようにしました。

知っている方の読書会に参加したり「まちヨミ」にも行ってみたり。
読書会を主催していくための勉強になりましたが、なんといっても個性的なリーディング・ファシリテーターがたくさんいらっしゃって、読書会自体がとても楽しかったです。


読書会の参加を重ねることで意外だった効果もありました。
これまで敬遠してきたビジネス書が読めるようになったこと(笑)。
ビジネス書に関しては「今の自分には必要ない」と遠ざけていたふしもあったのですが、Read For Actionのメソッドなら難なく、楽しく読めます。

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それと、読書法としての斬新さも相まって、新しい「読み方」を得たことでしょうか。

本は、読み手のコンディションによって捉え方や受ける印象は変わります。一字一句、最初から最後まで読むことが辛いときもないわけではありません。
けれども、Read For Actionは一字一句を読まなくてもいい読み方ですから、「その時のコンディションに合わせて、好きに読んでもいいんだ!」と、読み方の新しい世界を得た感覚でした。


あとは何といっても、、、「ひと皮むけた」ことです(笑)

Read For Action認定リーディング・ファシリテーターの資格を取ってから、職場で「なんだか、、、ひと皮むけましたよね」なんて言われたこともありました。
自分では何かが変わったという意識はなかったのですが、周りからかけられたその言葉が、とても嬉しかったことを覚えています。

Read For Actionで、職場とは別の、表現できる新しい「居場所」を見つけたからなのかもしれません。



(2) 第二のステージ
2015年7月 「書く」から広がる活動


リーディング・ファシリテーターとなり、読書会にもたくさん参加するようになってから半年ほどたったとき、これまで勤めてきた会社を辞めて、フリーのライター・編集者として独立することになりました。

独立を期に、リーディング・ファシリテーターとしての活動も増やしていきました。
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同時に、これまで培った「書く」という経験を活かして、Read For Actionを広げるための広報活動に携わることになりました。

私の開催する読書会でも「書く」という経験にそって企画したものがあります。
名付けて「Read For Writing~書くために読む読書会」です。

ライティングに特化した書籍を扱った読書会ですが、「書く」ことに対してお悩みをお持ちの方のみならず、プロのライターさんや編集者さんなど職場で「書く」ことに携わっている方が参加されることもあります。

「本」を使って「書く」ことに対してのハードルを下げていただき、参加くださった方々が「これなら書けるかも」と思っていただければいいな、と思っています。


読書会といえば、、、信州にゆかりがあるということもあって、「信州の読書会」を企画したこともあります。

『信州幸せルール』という本を使って読書会をした後、信州のアンテナショップにいってお買い物をし、最後はランチに信州のお蕎麦を食べて解散!
といった、信州の魅力を語って広めよう!という読書会です。
信州出身の方や、信州が大好きなんです!という方、、、とにかく「信州愛」がたっぷりの読書会となりました。

あとは歌舞伎の魅力を知る読書会「歌舞伎の魅力、読んでおしゃべり」です。

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海外の方が、その国の伝統文化や伝統工芸品からその土地の良さを知る、ということがありますが、日本人であっても、自国の良さを改めて発見する機会があってもいいと思ったのです。私自身「歌舞伎」が好きだということもありますが(笑)。2020年のオリンピック開催へ向けて外国人観光客をどんどん誘致しようという傾向のなかで、日本人が日本の伝統芸能のひとつくらい知っておいて損はないのでは、という趣旨で開催しています。


リーディング・ファシリテーターとしての活動を積極的に始めてから実感したことがあります。

これまでは「書く」ことが中心で、人前で話すことも少なかったのですが、「話す」ことに慣れていく自分を発見することができました。

今更ですが、、、会社勤めをしていたときに、このファシリテーションスキルがあれば良かった、、、と思ったことも度々あります(笑)。会議にファシリテーターがいて、きちんとゴールまでナビゲートしていければ、会議がよりスピーディーに進んでいくのに、と。
会議やミーティングを有意義なものにするためにも、リーディング・ファシリテーターのスキルは、「場作り」に非常に役立つスキルだということを実感するからです。

リーディング・ファシリテーターには、会社員の方もたくさんいらっしゃいますが、「ファシリテーターのスキルが会社でも役立っています!」という方も多くいらっしゃいます。
読書会であろうと、職場であろうと、会議であろうと、リーディング・ファシリテーターのスキルは、「場作り」には欠かせないスキルだと思います。



(3) 第三のステージ
2016年9月 「書く」から「読んでつながる」ために


Read For Action協会の広報に携わるようになって、さまざまな職業の方を取材させて頂く機会も増えました。

リーディング・ファシリテーターとして活躍されている方は、本業を別に持たれる方も多く、会社員であったり会社経営者であったりと、その職種も様々です。

そんな方々との出会いを楽しみながら取材活動をしているうちに、求人サイトを運営している会社からお声がかかり、今度は、企業へ直接取材させて頂く機会も増えました。

これからも、さまざまな取材活動を通して、たくさんの素敵な方と出会いたいと思っていますが、まずは、まだ取材しきれていない、全国のリーディング・ファシリテーターの皆様ですね!!

これまでにもリーディング・ファシリテーターさんのお話をお伺いする機会を頂戴していますが、そのたびに、Read For Actionが単なる「本を読む会」ではなく、「人と人とをつなぐ会」であることを実感します。

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自身で何度も読書会を開催していますが、「これでいいのかなぁ、、、」と思うこともしばしばありました。けれども、ファシリテーターさんのお話を聞くたびに、「Read For Actionは『人をつなぐ場』でいいんだ!」と腹落ちするのです。


そうそう。
読書会をやっていて嬉しいのが、「私もファシリテーターになりたいです!」とおっしゃってくださる方にも出会えることです。

ただの「本を読む会」ではなく、「人と人をつなぐ」からこそ、そんな風に感じてくださる方に出会えるのだろうと思います。

それにリーディング・ファシリテーターが増えれば、ファシリテーターの個性が光る読書会も増えます!!
たとえば、小説や美術書、辞書を使った読書会など、これまでにない個性的なRead For Action読書会がどんどん増えていけばいいなと思っています。



(4) 第四のステージ
2016年11月 「書くこととは」を見つめ、そして伝える


子どものころから「本」が生活の一部となっていて「読む」ことも好きでしたが、遊び感覚で友達と一緒に壁新聞を作ったりもしていて、「書く」ことも同じく好きでした。

そんな私が、2016年取材させて頂いた神田昌典さんの言葉のなかで、今でも印象に残っているフレーズがあります。

「本を読む習慣をもっている人は、強いです」

藤原和博さんの著書『本を読む人だけが手にするもの』を読んだときに受けた印象と重なりますが、神田さんのその言葉を聞いたとき、確信を得た思いでした。

やはり本を読んでいる人は、知識が偏らず、さまざまな視点から物事を考えられるし、何かあったときの対処法というか、引き出しをたくさん持っているのではないかと思います。

それともうひとつ。
スティーヴン・キング『書くことについて』からの言葉を借りるならば

「作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ」
「読むことが何より大事なのは、それによって書くことに親しみを覚え、書くことが楽になるということである」
です。


私も文章を書いている者として思います。
文章は、文章からしか学ぶことができない、と。


私は、「書く」ことで自分自身を見つめてきました。
そして、「良い」と思ったことを、自分以外の誰かにも伝えたいと表現してきました。

けれども、誰かに思いを伝えるための文章を書くには、自分が「何か」を得た文章からしか学べないのだと思います。
読んでいきながら「この言い回し、上手いなぁ」「素敵な表現をするなぁ」と感じたことが意識しなくても自分の中に蓄積されていけば、実際に自分が「書く」作業をするときに困ることは少ないんじゃないかな、と。

会社員時代、大量のメールマガジンを書いていた頃、同僚の中には「書く」ことが辛い、という人も多くいました。けれども私は、そんな人にも「私にも書ける」ということを、身近に感じてもらいたいと思うのです。

そして、「書く」が「読む」と対になるならば、、、「本」から得られるヒントも多いはずなのです。

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そんな思いもあって、今年内に出版予定をしています。
メールマガジンやブログなど、基本中の基本を分かりやすく伝えるための「文章の書き方」を記した本です。

ただ、、、どちらかといえば書く文章は短い方で、これまで手掛けていたものも簡潔に「良さ」を伝える文章でしたから、本になるだけの文字数を書くのが大変!
一冊の本を作り上げる面白さを、今味わっているところです!

小学生のとき、生まれてからそれまでのことを綴る「生いたちの記」というものを書いたことがありますが、とても頑張って長文を書いた記憶があります。もしかすると、その時以来の挑戦かもしれません(笑)


「書く」ことを気軽に楽しめること。
思いを伝えるための自己表現のひとつとして、「書く」がたくさんの人の「好き」になればいいなぁ、と思います。





下良果林さんプロフィール
https://www.read4action.com/facilitator/detail/?id=213

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(2017年5月取材)